1Kで暮らす

迷走中の節約系シンプルライフ

地味な暮らしの潤い 読み物編


家の近くの図書館は夜9時まで開いています。
どのような経緯で開館時間が延びたのかは分かりませんが、個人的に恩恵を受けている税金の使われ方です。

10年前水害に遭い、それ以降短期間に引越しを繰り返す生活の中で、文芸書の購入、所持をやめたというか、あきらめました。
水害の時にも無事だった「大草原の小さな家」シリーズや司馬遼太郎の「坂の上の雲」などは、実家の物置で段ボールに入ったまま黴臭くなっているはずです。

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上記の作家さん達の本は、全て図書館があったからこそ読むことができました。
料理、整理収納、片付けなどの実用本や雑誌もよく借ります。

職場のある市の図書館はネット予約サービスが便利で、市内4館の図書館から在庫検索ができ、取り寄せ可能です。
取り置きのメールが来た日は、昼休みにいそいそと自転車で出かけます。

この間、高校生の頃にすごく好きだったけど続きが出ないまま何年も経過し、存在を忘れてしまっていた小説の、その続巻が新刊コーナーに並んでいました。
読んでみると、次々に再登場するカタカナ名前の脇役達のキャラクターが思い出せず、物語の世界に並走できないもどかしさも感じました。ブランクの間に変わってしまったのは、わたしの方でしょう。

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今読んでいるのは、高田郁さんの「みをつくし」シリーズ。年末年始の休館期間前にまとめて借りようと思ったのに、途中1巻が貸し出し中。いいや、どうせ最後2巻から読み始めてしまったし。