父とのバトル
ある日、仕事から帰るとリビングの棚がライティングビューローに変わっていました。
棚に置いていたCDコンポはライティングビューローの下、というよく分からない配置。(足についている柵?でCDのトレーが開きません)
20年来使っていた無印良品の棚はどこに消えたのか、家中を捜索すると、姉の部屋に押し込まれていました。
古道具屋へ行くのが趣味の父の仕業です。
わたしたち姉妹が住んでいるマンションは、ゆくゆくは父母の住居用です。
月々のローンはわたしが払っていますが、父が頭金をドーンと出しました。
当然のように父も鍵を持っていて、わたしたちが留守でも入れます。
知らない間にリビングの壁に掛けている絵が増えたり置き換わっていたり、テーブルの材質が木からガラスに変わっていたり。
帰宅してギョッとしたことが何回あったでしょう。
本当はすごく嫌です。
勝手に物を飾ったり変えるのは、自分たちが住んでからにしてほしいと言いましたが、聞き入れてもらえませんでした。
そして今回の暴挙。
父に怒りの電話をかける気力が湧き上がらないほどで、ライティングビューローに八つ当たりするなどし(乱暴に揺すぶってみた)、数日経って、CDコンポはライティングビューローの上に載せました。
実際のところ、この家には無印良品のパイン棚よりもライティングビューローが似合います。
それは認めます。
でも、ここはわたし(たち)の家のはずなんだけどな…
狭くても古くても、設備が劣っても、2年前に不動産屋さんに見せてもらった1Kマンションに引っ越したいという気持ちが再び燃え上がりました。
地震がきたら、落ちる安定の悪さ
掃除道具も吊るしました