高田郁さんの作品で読んだのは、みをつくし料理帖、とあきない世傳シリーズ。
あきない世傳は読んでいると、痛くて辛くなります。
未完なので、幸が智ぼんと幸せに添い遂げられるのか、母と妹はどうなるのか不安要素があります。
みをつくし料理帖の方も、これでもかと試練と悲劇に襲われるのですが、つる家での微笑ましいやりとりに救われます。
ハッピーエンドと分かっているし。
私の好きなシーンは、
澪があさひ太夫から雲外蒼天と書かれた手紙を受け取るところ
両親を亡くし借金のため弟と一緒に暮らせないふきが、一人娘を亡くしている種市の悲しみに寄り添って泣きながら抱きつくところ、です。