SIMPLE LIFE NOTE

迷走中の節約系シンプルライフ

そういうふうに育てられた

現在アラフォーのわたしをアラフォーで産んだ母は、昭和10年生まれです。
小学生で終戦を迎えました。

  • 空襲で学校が焼け、先生の指示により教室に置いて帰った学用品も全て焼失した
  • 戦後、学校で配給された靴がなぜか右足2足で先生に訴えても取り合ってもらえなかった
などモノがない時代の話を聴く機会があります。

できるだけ身軽に暮らしたいと、減らすことに精力を傾けがちなのですが(まだまだ減らす余地はあります)、捨てることに後ろめたさがあり、できるだけエコな方法で使い切って処分したいと思うのは、戦争を経験した世代に育てられたから、でしょう。
それも悪くない。

母の、今で言う夏休みのワークブック的なものが現存しています。
敵機が来た時の注意があったり、夏休みにすることに「兵隊さんに慰問文を書きます」と書き込んでいる(先生の肯定的なコメント付き)ことにぎょっとしました。
高校生の時には、誤って彫刻刀で指を切った生徒の悲鳴を聞きつけた隣の教室の先生が、止血のために自分のネクタイを外しながら走ってきた(戦地から帰ってきた先生だったそう)
など、強烈だけれど、でもその頃はそれが普通だった子供時代を過ごした父母の世代を思うと、胸を衝かれます。

ついでながら、旧仮名づかいのワークブックの文面にさらに驚かされました。
ぶたいちやう←ぶたいちょう(部隊長)
母の名字まで旧仮名づかいのふりがな・・・

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今年発掘した、母制作の機械編みのセーター。多分わたしが生まれる前です。
着てみると意外にかわいかったので、貰い受けました。