千里の道も一歩から 、の裾上げ
一時間以上かかったまつり縫い。
Before写真はありませんが、8cmくらい短くしました。
ミシンで仕上げると早いのですが、ここは頑張りました。
鋏を入れたのに似合わず出番のないスカート、にするよりはこのままリサイクルショップに売った方が良いのかもと思ったりしましたが、大丈夫、着ております。
【十五の夏 上】
数ヶ月経って上巻を手にしました。
日本の旅行会社の担当者、泊まったホテルの係員、書店員、ハンガリーのペンフレンド、ユースホステルで会った東ドイツからの旅行者などなど、属している国や会社とは関係ない個人ポリシーがはっきりしている人が多数登場します。
例えば、業務外だけど安いビザの取得方法や予防接種の受け方を教えたり、自由に意見を語ったり、困っている佐藤少年を助けて(手違いで列車に乗れず、さすがの佐藤少年も大泣き)次の国の旅程に影響が出ないように取り計らったり。
かっこいいです。
わたしはもう中年ですが、こんな大人になりたいと思わずにはいられませんでした。
社会主義国というと、抑圧された暗いイメージがあります。
それも否定できませんが、他方、社会主義時代の方が教育や文化に触れる機会は高水準で保証されていたという米原万里さんのエッセイを思い出しました。
気をつけていれば防げる心痛と出費
先週、運転免許の更新に行ってきました。
ずっとゴールドなのは、たまたまです。
時間がない時は安全は二の次になってしまっていて、いつ一旦停止とかスピードで違反切符を切られていてもおかしくはなかったのですが。
講習では、気が引き締まる、というかハンドルを握るのが怖くなる事故再現映像を観せられました。(歩行者や自転車の人が跳ね飛ばされた時には、隣に座っていた男性が「うわっ」と叫び、それにビクッとするわたし。)
罰金や任意保険の保険料などのお金の問題だけでなく、交通法規を遵守していれば人命を奪うような事故の確率は減らせるわけで。
それに加えて
最近、わたしは契約社員証を紛失し、父は届いたばかりのジパング会員手帳(JRの運賃料金が3割引きになる)が見つからず、再発行を依頼しました。
ジパング会員手帳は再発行手数料1050円を払い込み、契約社員証の方は始末書に証明写真(800円かかりました)を添えて提出し、再交付を待っているところです。
ちまちました日頃の節約が吹っ飛びました。
節約以前の、法律を守っていれば、物と時間の管理をしっかりしていれば、という話でした。
長距離ドライブをして食べに行ったお蕎麦屋さんの性格が良さそうな犬。
肝心のお蕎麦の写真は撮り忘れました。
おとぎ話のような【そしてバトンは渡された】
良い意味でおとぎ話のようでした。
血の繋がっている親からの虐待のニュースが絶えない現代ですが、名字が何回変わってもヒロインはそれぞれの親から愛されて育ちます。時には、お世話になっている大家さんからも。
瀬尾まいこさんのお話は、主人公はわりに真面目で、周りを引っかき回すようなむちゃなキャラクターの人物によっていろいろあっても落ち着くところに落ち着く、というのがほとんどのパターンだと思います。
今回のお話はむちゃなキャラクターが、わたしのカウントによれば3人、と多めですが、個々の破壊力はそれほど強くなくて面白味が薄く、過去の展開が遅いように感じて珍しくイラつきました。
読了後、もう一度読み返すとそんなことはなく、自分よりも大切なものができる幸せについて考えたのでした。
対照的に、先週観に行った映画では、少年の性の描かれ方に耐えられずに途中で席を立ちました。最後まで観ても気分は晴れないだろうと思ったので。
よく調べないで観たわたしに責任があります。
悲しい内容でも、あり得ない設定でも、前向きになれる娯楽を選ばないと引きずってしまいそうで、これからの戒めになりました。